法律相談・予約の流れ

一般的な法律相談の流れ

1 電話予約

法律相談をご希望の方は,まず事前にお電話下さい。

当事務所に相談予約の電話が入った際には,事務の者が相談の概要をお聞きした上,弁護士に代わります。

弁護士からも相談内容の概要を確認させていただき,電話で済む内容であれば,その場で終わり,費用はいただきません。直接相談を受けた方が良い場合には,予定を調整し,相談の日時を決めていただきます。

夜間,出張の法律相談をご希望の方は,弁護士にその旨お伝え下さい。

2 事前準備

お電話で相談の概要をうかがった段階で,相談の際にご用意いただく資料のご連絡をさせていただきます。

概要を聞いても,実際の書類を確認しないと内容が分からないものや,契約書の記載を確認しないと回答できない事案などがありますので,電話の段階で特定できるものは特定してご連絡させていただきます。

ただ,電話だけでは確認すべき書類の全てを把握することは困難ですので,相談したい事案に関係しそうな書類等は,相談の際に全てご用意いただいた方が無難です。相談を聞くうちに,確認すべき書類が発覚し,それは自宅に置いてきてしまった,ということは良くあります。独断で判断せず,お手数ですが一通りの書類をお持ち下さい。

3 相談当日

当日はご予約時間より5分程度早く来ていただき,法律相談票にご住所,お名前や相談の概要についてご記入いただきます。これは,弁護士が手早く相談内容を把握するため,及び再度相談にいらした際に参考にさせていただくものです。

そのため,電話で弁護士に説明したことと重複し,お手数かとは思いますが,ご協力下さい。相談票に記載する事案の概要は,簡略なもので結構です。

また,相談にいらっしゃる際,複雑な事案の場合には,事前に人間関係図や事実の時系列を作成しておくと事案の把握が容易になるため,短時間で充実した相談が行えると思います。

4 弁護士費用のお見積り

相談の際,ご希望があれば,受任に至った場合の弁護士費用のお見積もりをお出しいたします。弁護士費用については,請求する金額や事案の難易によって変わってくるため,一通り事案の内容を確認した後でないとお見積もりを出すことができません。

お見積もりの内容等について疑問点があれば補足のご説明をさせていただきます。お見積もり内容について十分ご納得いただいてから,契約を結ばせていただきます。

もちろん見積もり書作成の費用はいただいておりませんので,お気軽にご依頼下さい。

5 相談費用

相談の結果,受任に至った場合には,相談料はいただきません。

受任にならなかった場合には,相談料として,30分5250円(税込)を目安にいただいております。ただし,30分を超過した場合でも,多少の超過であれば特に追加費用はいただきませんので,時間を気にせずご相談なさってください。

夜間の相談であっても費用は変わりません。ただし,出張の法律相談に関しては,相談時間を1時間程度とさせていただき,費用も10500円とさせていただいております。またt,別途出張手当(交通費込み)として5250円をいただきます。

借金に関するご相談

1 事前の準備

借金に関するご相談も,基本的には通常の相談と同様,電話で予約していただき,日程を決め,事務所に来ていただきます。

ただ,できるだけ早急に弁護士が事案の概要を把握できるようにするため,事前に債権者の一覧表を作成していただき,相談当日お持ち下さい。

債権者一覧表には,分かる範囲で結構ですので,債権者名,債権者住所,借入の時期,現在の残高(余裕があれば,原因,使途,保証人の有無,担保の有無,差押えの有無,最終返済日も)をお書き下さい。

2 持参資料

借金に関するご相談で,当日お持ちいただくものは下記のとおりです。

① 債権者一覧表

② 印鑑(シャチハタ不可)

③ (サラ金の)キャッシュカード類

④ 借金の金額が分かる書類(請求書等)

緊急性がある事案等で,すぐに債権者に通知を送る必要がある場合に,すぐに書類の作成ができるよう,印鑑はお持ち下さい。任意整理や破産などで受任した場合,貸金業者のカード類はこちらで預かり,破棄するか,業者に返送します。また,請求書等があれば,現在の残高について明確になりますし,どこが債権者なのかよく分からない場合などに,こちらで調査することができますので,お持ち下さい。

3 相談・受任

相談の際は,分からないことはご遠慮せず,何でもお聞き下さい。

特に破産に関しては,巷でいろいろな噂が流れているようです。そのような噂については破産Q&Aに簡単にまとめましたので,よろしければ事前にご確認下さい。

相談の結果,受任することになった場合には,契約書を作成します。弁護士費用の分割払いにも対応しておりますので,ご相談下さい。

なお,受任に至らなくても,債務に関する相談は相談料無料ですので,相談料はいただきません。